レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)は、1968年にイギリス・ロンドンで結成され、のちのハードロックやヘヴィメタルの礎を築き上げた、ロック史における圧倒的な存在です。ブルースをベースにしつつも、圧倒的な大音量と卓越したテクニックで楽曲を構築し、ロックの概念を劇的に塗り替えました。
バンドを構成するのは、ロック史上最高のシンガーと称される圧倒的な声量と表現力を持つボーカルのロバート・プラント、変幻自在のギターリフと強烈なソロで時代を牽引したギターのジミー・ペイジ、重厚かつタイトなグルーヴでバンドの底を支えたベース&キーボードのジョン・ポール・ジョーンズ、そしてロック史上有数の豪快かつ繊細なドラミングで知られるドラムのジョン・ボーナムという、まさに最強の4人です。
1969年のデビューアルバム『レッド・ツェッペリン I』以降、ブルース、フォーク、中東音楽などの要素を巧みに取り入れた楽曲群を次々と発表。「胸いっぱいの愛を」や「移民の歌」、そしてロック史に燦然と輝く大名曲「天国への階段」など、数々の伝説的なナンバーを世に送り出しました。アコースティックの静けさと爆発的なハードロックが同居するダイナミックなサウンドスケープは、世界中の音楽ファンを魅了しました。
1980年にジョン・ボーナムの急逝によって惜しまれつつも解散しましたが、彼らが残した音楽の遺産は計り知れません。ステージでの長大なインプロビゼーションや、アルバム制作における革新的なアプローチなど、そのすべての足跡が後進のアーティストたちのバイブルとなっています。時代や世代を超えて愛され続ける、まさにロックの神髄を体現した不滅のレジェンドです。